直径六寸

傍ら三寸くらいまでの諸々について

勤続25年の男たちへ。

ワタクシゴトですが、昨日の11月1日をもって21才となりました。心境、環境ともにこれといった変化は無いです。また1年なんとかギリギリを保って生きていこうかななんて思っています。

 

と、自ら話題をふっておいてなんだが自分の誕生日なんてのは至極どうでもいい。

 

2020年11月1日はV6がデビューしてから25年を迎える特別な日であり、「V6 For the 25th anniversary」のLIVE配信日であったのだ。

 

すごかった。

 

仮にこの地球上に存在する全ての辞書から言葉をかき集めたとしても、彼らと彼らの作り上げたLIVEの素晴らしさを語り尽くすことは不可能だろう。

 

正直に言えば、LIVE直前まではそれなりに負の感情もあった。この記念すべき年に直接彼らの姿を見に行くことができないことへの落胆だったり、コロナへの怒りだったり、大手を振って彼らを祝うことができない悔しさだったり、会えない悲しみだったり。配信だろうが、生だろうが、彼らがそのLIVEに全身全霊を込めてくれることに変わりはないと分かっていたものの、やはりどこかやるせない気持ちがあったのだ。

 

全部吹き飛んだ。

 

むしろ、「V6 For the 25th anniversary」が配信で良かったとすら思えてくるほど、完成された最高のLIVEだった。

配信LIVEという一見するとマイナスに思われる状況を逆手に取り、彼らはすべてをプラスに変えたのだ。もしも今年、なんら大きな災難が降りかかることもなく、配信LIVEという形が取られることもなく、例年通りにツアーが行われていたとしたら、この素晴らしい演出が生まれることはなかったのかと考えると、それはそれで惜しいとすら思えるほどに。

 

V6がLIVEに対して、また、LIVE只中のMCにおいても度々「攻めのV6」という言葉を持ち出し、みんなが見たいであろうV6ではなく自分たちが見せたいV6をと言っていた。V6が見せたいV6と自分(だけでなく恐らくほとんどのファン)の見たいV6がマジでぴたりとはまりすぎていて、心臓が抉られるような心地だった。セトリも歌もダンスも細かな演出も6人のトークも、何もかも全部、求めていたV6がそこにはあった。

25年。

自分がこの世に生を受けてから築いてきた時間よりもずっと長い時間、彼らはV6という一つの個を変わらず6人で保ち続けてきたわけで、その長い年月をかけて蓄積された莫大な経験値を武器に、彼らは最大火力の””今””をぶっ放してきたわけだ。

 

LIVE開始まで、Sexy.Honey.Bunny! 初手の「Sexy!」に殺されちゃったらどうしよ~~なんて考えていた自分がもはや馬鹿らしい。そ、その曲、ここで持ってくるんですか…!?!?!? の連続。感情のジェットコースター。一瞬たりとも待ってましたぁ!がない。アニバーサリーライブということで、歴代シングルであったりLIVE常連曲の登場を予想していたわけだが、いい意味でめちゃくちゃ裏切られた。

途中MCで「ご新規さん置いてきぼりかもね~」なんて笑っていたが、むしろ、V6沼に引きずり込む気満々の演出だったのではないだろうか。一度、足を踏み入れれば絶対に逃がさないという強い意志を感じる。25年にして今なお新境地開拓に勤しむV6には感服せざるを得ない。

 

25年間、V6という道を選び続けてくれた6人を愛さずして、何を愛そうか。

 

歌い踊り続けてくれてありがとうございます。

 

この時、この場所に生まれ、V6という存在に出会い、この素晴らしい瞬間に立ち会うことができた事実を誇りに思います。

 

この先、一日でも一時間でも一分でも一秒でも長く、V6が存在してくれればそれだけで十分です。何も言うことは無いです。

 

大好きです。

 

内容そのものについて触れ始めると、支離滅裂な怪文書が生まれてしまう気がしたので、今回は激重感情くそ長文レポートの生成を避け、彼らへの感謝と彼らへの愛と彼らへの祝福の意だけを込めました。

 

最後になりましたが、今回のLIVE衣装を立案・制作した人マジでありがとうございます。ロング丈ヒラヒラ白スーツという天才衣装を纏いAirを歌う井ノ原さんと結婚します(怪文書